誕生石の追加があったことを知ってた?追加された誕生石は何?!追加がどうやって決まったのかを徹底調査!

誕生石の追加があったことを知ってた?追加された誕生石は何?!追加がどうやって決まったのかを徹底調査!イベント

各月に設定されている誕生石があるのはみなさんご存じのことと思います。

実は、2021年の12月20日に、今までの設定の誕生石が改訂されたんです。
しかもその改定は実に63年ぶりということです。

不思議ですよね。

何のタイミングでなぜ誕生石が変わったり追加されたりするのか、不思議で神秘的ですよね。

今回の記事では、そもそも誕生石ってどんな由来があって、
今回の追加はどんなものがなぜ追加されたのか、
そして誰がどうやって決めたのかなど謎解きをしていきたいと思います。

誕生石の追加一覧を紹介!誕生石はなぜ追加されたの?

誕生石の追加一覧を紹介!誕生石はなぜ追加されたの?

今回の2021年12月に新しく追加された誕生石は10種類です。

そして今回の誕生石の追加の理由としては、
国内ではさまざまな誕生石のリストがあって、混在してしまっている状況。
それにより消費者が混乱をするため、
業界として誕生石を統一することにしたという理由だと発表されました。

これは私も感じていました。

自分自身が10月でオパールだけ書かれていたり、
トルマリンもあると言われたり、全然違う石が書いてあったりしたので、
今回のこの統一は個人的には嬉しかったです。

今後、誕生石のアクセサリーを選ぶときは自信をもって選べますし、
誰かにプレゼントする時も安心です。

それでは追加された誕生石の10種を一覧にしたものをご紹介します。

 新しく追加の誕生石今までの誕生石
1月 ガーネット
2月クリソベルキャッツアイアメジスト
3月アイオライト・ブラッドストーンアクアマリン・珊瑚
4月モルガナイトダイヤモンド
5月 ヒスイ・エメラルド
6月アレキサンドライトパール・ムーンストーン
7月スフェーンルビー
8月スピネルペリドット
9月クンツアイトサファイヤ
10月 オパール・トルマリン
11月 トパーズ・シトリン
12月ジルコン・タンザナイトトルコ石・ラピスラズリ

すべての月に均等に追加されたわけではなく、
無い月もあれば、二つ追加された月もあるということですね。

ちなみに私は石が大好きで、
10月生まれなので楽しみにしていたら、追加がない月でした・・悲しい・・。

誕生石の追加は誰が決めて、どうやって決まったの?

誕生石の追加は誰が決めて、どうやって決まったの?

そもそも誕生石の追加はだれが決めてどうやって決まったのでしょうか?

今回の誕生石の追加は、前述しましたが、
日本の宝石業界が統一のために世界の宝石の基準の状況をみながら決めたということです。

ここで驚くのは、「宝石業界の人が決めた」ということですよね?

そう、そもそも誕生石ができたのは、宝石の業界が作ったものだからなのです。

 

元々は聖書がルーツになります。

2つ説があり、旧約聖書では、
高層が身に付けていた胸当てが12の部族の名前を彫った12の宝石だったこと。

新約聖書では、12の門の基石に埋められる12の宝石だったこと。

どちらも12がひとつのキーポイント。

そして、宝石業界では一時、ダイヤモンドしか売れないと言う頃があり、
そのころに他の宝石も売れるにはどうしたらいいか考えて、
決められた基準をベースに宝石商たちが考案し誕生石が作られたのです。

そして、自分の誕生石を身に付けるというのが流行し、
それが世界にひろまったというわけです。

つまり、販売の戦略だったんです。

ですので、実際各国で誕生石の種類は違ったりもします。

その国の販売戦略と基準のバランスをみて宝石商や宝石組合など業界が考えているのです。

神秘的だと思っていたら、意外と現実的で笑えました(笑)

誕生石はいつから決まったの?

誕生石はいつから決まったの?

日本ではアメリカの宝石商組合が定めたものです。

そして、1958年に全国宝石商協同組合が独自に
珊瑚とヒスイを追加して制定したものが日本の始まりなのです。

外国が先に流行したものを、日本も独自で取り入れたということですね。

そして他のたくさんの団体が独自に導入して、
業界が統一されていない状態になったので、
今回の2021年12月20日に、その統一を図るために、改訂を行ったのです。

 

今回の改訂は、統一もともかく、
最盛期の3分の1以下にまで落ちた宝飾品の国内市場を盛り上げる狙いもあり
今一度宝石に目を向けてもらい、販促につなげたいということもあるようです。

 

まとめ

宝石業界が日本の誕生石の混乱を正すため、
統一と全盛期から落ちている販促を再度活性化させようという狙いで、
2021年12月20日に誕生石の追加の発表を行いました。

各メディアで取り上げられ、60年ぶり以上の改訂に話題にもなっています。

もともと誕生石ができた由来も、そもそもは販促の狙いで、
それが当たり、世界各地に誕生石が広まったため、
今回もそのような効果にあやかりたいというところでしょうか。

今年の誕生日には久しぶりに
誕生石のアクセサリーでも買ってみようかなという気持ちになるのではないでしょうか?

誕生石が新たに追加された生まれつきの人は
ぜひ自分へのプレゼントとして改訂された記念にひとつ持ってもよいかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました