ここ最近、値上げラッシュで家計に打撃が走っていますよね。
最初は石油関連で値上がりが始まり、
そこから生活の中心、食べ物がどんどん値上がりを続けています。
スーパーや小売店も安さが売りだったので、
ずっと堪えようと頑張っていたけど、
あまりにも原材料の値上げが大きいため、太刀打ちできず、
商品がどんどん値上がる悪循環に陥ってしまっていますよね。
2022年にはいり、大豆の原材料の値上げが決まってから
かなり多くの商品の値上げが一気に起こりました。
家計にもろ響いてしまう部類なので、厳しいですよね・・。
今回の記事では、今値上げしているもの、値上げ理由、今後の見通しなどを紹介していきますね!
今値上げが決定している商品の一覧ご紹介!
まず、豆乳関連です。
マルサンアイは、4月1日出荷分から、豆乳など39品目を値上げすると発表した。
「有機豆乳無調整」の1,000mLは、参考小売価格で310円が328円
「毎日おいしい無調整豆乳」や「調製豆乳」の1,000mLは、290円が305円
この豆乳はとても売れ行き好調で、さまざまな味で飲みやすい豆乳といわれています。
さらに豆乳無調整も、
料理で牛乳の代わりに使ったりとかなりスーパーでも売れ行き好調な商品です。
個人的には値上げ幅がそんなに大きくなくてホッとしています。
次に醤油です。
・大手のキッコーマンが醤油と豆乳を14年ぶりに値上げ
・ヤマサ 醤油しょうゆ は全てのしょうゆ商品の希望小売価格を、約4~10%値上げ
値上げする「ヤマサしょうゆ」(1リットル)368円から388円となる
醤油は痛いですよね、値上げ幅は大きくなくても消費量は多いので、良く買うものです。
でもなくてはならないので高いから買わないとはできないのです。
大豆の原材料が値上げすると言うことはさまざまな商品に影響が大きく出てくるということですね。
豆腐に関しては、各メーカーがスーパーに対して3円~5円の値上げに踏み切ったようです。
量販店と取引する豆腐の大手メーカーは原材料高騰によるかつてない窮状になっているということです。
そしてさらに年を越して油の値上がりが決まりました。
昭和産業は家庭用と業務用のサラダ油などを家庭用で一キロ当たり40円以上の値上げを今春にすると発表。
油は毎日使うし、消費量も多いので、直接の家庭の大打撃です。
しかも40円以上ということでけっこうな値上がり幅。
大豆が値上げが決定した商品の値上げ理由を知りたい!
大豆の取引価格は国産・輸入ともに高騰中です。
国産大豆の2020年産の平均価格は前の年より9%上昇しています。
豆乳や納豆というのは健康ブームにより需要もかなりあがっていたのですが、
その需要増に対して、天候の不順の影響から生産量自体が厳しくて、
そこからずっと3年間値上がり続けているのです・・・。
では輸入品に頼りたい!となっても、昨今の中国の輸入の増加や、
燃料の需要としての高まりから、
アメリカ商品取引所の大豆先物価格も60%以上値上がりすると言う破格な状態が巻き起こっていました。
そして大豆から作られる豆腐。
この豆腐の値上げの主な理由は「コンテナ」の不足。
これはコロナが一番の理由なのですが、
ここも悪循環が起こり、人材不足なども響いてきていますね。
原材料の高騰によってこれからの食品の値上げの見通しを知りたい!
一旦値上がりしてしまい、
正直、大豆だけでなく他のものも一気に値上がりしているので
仕方のない状況だということはわかっています。
ただ、これからの見通しがどうなのか?
下がるときはくるのか?もしかしてまた上がるのか?など先行きが不安ですよね。
大豆原材料の点では、新型コロナの影響で中国が生産中止してコンテナも止まっていて
価格高騰のキッカケになって、労働力も減少しているのは変わりない状況。
それに、巣籠で、需要が逆に上がってきているので、運賃もかなり上がってきている状況。
見通し的には今の状況が長期化するか、
もう一段値上げがあるか・・というあまり良い先行きではない様子です。
まとめ
大豆の原材料値上がりは、家計に大きく響くので厳しいですよね・・。
豆腐、納豆、豆乳、しょうゆ・・
よく使うものが上がるのは本当に家庭のエンゲル係数に影響して辛いです。
そして春には家庭用食用油の値上げ40円以上も発表されています。
40円以上は大きいですよね。
でもコロナの状況はやむ負えない悪循環に陥っています。
積極的に打開するのはコロナをさらに悪化させることにもあって、
どこも辛い状況ですよね。
見通しも先行きも厳しいとみられていますが、
どうか現状維持でなんとか保って、平穏を取り戻してほしいですね。
大豆だけでなく様々な輸入品も値上がりを始めていますので、
これからの食生活の見直しが必要な時期かもしれませんね。