赤ちゃんとのお出かけに必要なものと言えば抱っこ紐やベビーカーですよね。
どちらもものすごく便利で、
出かける場所によって両方を使い分けている方がほとんどです。
しかし、暑い時期や寒い時期に出かける際には荷物が増え、
赤ちゃんの服装を考えると、どちらを使用したらいいのか、悩んでいるママやパパは多いです。
私も夏場に子どもと出かける際はタオルやら着替えやら、
子どものものだけでも本当に荷物が多く、
抱っこ紐かベビーカーで行くかで迷ったことが多々あります。
両方とも時期を問わずに使えるものですが、
暑い夏場に快適に使用できるのはどちらなのか、
両方のメリットデメリットを踏まえてご紹介していきたいと思います。
ベビーカーのメリットとデメリット
ベビーカーのメリット
ベビーカーのメリットは2つあります。
(1) 荷物を運ぶのが楽
ベビーカーの最大のメリットは荷物運びが楽になることです。
赤ちゃんと出かける際はさまざまな荷物があります。
オムツや着替え、ミルクを与えている人は哺乳瓶や水筒など、
出かけるたびに重い荷物を持ち歩かなくてはいけません。
特に夏場は荷物が増えてしまい、出かける前なのに、それを持ち運ぶだけで疲れてしまいます。
しかし、ベビーカーを使用すると荷物をかけることもでき、置くこともできるので、
ママの手に負担がかかることはありません。
子どもが歩きたがった際も、荷物置きにすることもできるのもポイントです。
(2) ママやパパの負担が減る
赤ちゃんが寝てしまった場合にベビーカーであれば、赤ちゃんを置くことができます。
夏場は、ただでさえ暑いのに子どもを抱っこして荷物も運んでとなると大変です。
また、最近ではコンパクトサイズの扇風機も販売しており、
それをベビーカーに装着することができるので、
ママがうちわ等であおいであげる必要もありません。
ベビーカーのデメリット
ベビーカーの最大のデメリットは、
公共交通機関を使用した際やエレベーターを使用する際に導線を確認しなくてはいけないことです。
どこに行くにもエレベーターを探さなくてはいけないので、とても手間がかかります。
そして、子どもがまだ小さいうちは、
長く座っていることができずに、落ち着かないということも多々あります。
そういった場合に結局抱っこになってしまうと、
片手で抱っこをして片手でベビーカーを押さなくてはいけなくなり、
ママの負担が増えてしまうのです。
また、出かける場所にもよりますが、
お買い物や食事をする際に置き場所に困ってしまうのもベビーカーのデメリットです。
抱っこ紐のメリットとデメリット
抱っこ紐のメリット
抱っこ紐のメリットは2つあります。
(1) 人ごみでも小回りが利く
抱っこ紐の最大のメリットは小回りが利くことです。
電車やエレベーターを使用する際に
抱っこ紐であればいちいち段差がないところを探したりする必要がありません。
(2) 泣いてしまってもすぐにあやすことができる
抱っこ紐を使用している場合は所かまわず、すぐにあやすことができます。
また、子どもは密着していることで安心するので、人ごみでも泣くことが少ないです。
抱っこ紐のデメリット
夏場の抱っこ紐のデメリットは密着することでの暑さです。
抱っこ紐は子どもの安全を守るためにしっかりと密着するように作られています。
そのため、夏場ではとても暑く、子どももママも汗をかいてしまいます。
ベビーカーと抱っこ紐の暑さ対策
ベビーカーや抱っこ紐どちらも大変便利ですが、
両方にさまざまなメリット、デメリットがあることがわかりました。
そこで、暑くてもできる個別の暑さ対策をご紹介します。
ベビーカーでの暑さ対策
夏場にベビーカーを使用する際は保冷剤をタオルに包んで背中に敷いてあげましょう。
固まっている物だと背中が痛く泣いてしまう可能性もあるので、
ジェルタイプの物を使用すると快適に過ごせます。
また、ベビーカーに幌が付いているタイプは太陽の日差しから守ってもらえます。
幌が付いていない場合でも日傘や扇風機を取り付けることができるので、
ベビーカーの取り付けやすさや好みに合わせて対策することができます。
抱っこ紐での暑さ対策
抱っこ紐はメーカーによってさまざまですが、
物によっては保冷剤を入れるポケットがついているものもあります。
冷えた保冷剤を入れることで子どももママも快適に過ごせます。
ポケットが付いていない場合はタオルを首にかけておきましょう。
そうすることで汗を吸収してくれるので、蒸れてしまう心配もいりません。
夏場に最適なのはどっち?
ベビーカーと抱っこ紐、夏場に最適なのは、結論としてどちらも暑いです(笑)
どういう所にでかけるのか、
どういう場面で使うのかによってメリットやデメリットがあり、
夏場だからどちらの方がいいというのはありません。
重要なのは、出かけ先と目的に合わせてどちらが最適なのかを考えることなのです。
ベビーカーと抱っこ紐、両方の特徴を理解したうえで、
子どももママも快適に過ごせるものを選んで、有意義に過ごしましょう。