日本の学力低下の現状と原因を調査!学力低下の要因はスマホ?オンライン授業?解決策はどこに?!

日本の学力低下の現状と原因を調査!学力低下の要因はスマホ?オンライン授業?解決策はどこに?!学校

日本の子供の体力、学力低下が近年叫ばれています。

オンライン、スマホ、世の中が便利になって、勉強できる道具も昔よりは揃っているはず。
そして勉強できる機会に関しても、昔よりは多くなっているはず。

なのに、学力は年々低下しているんです。

日本の子供の体力低下は、ずいぶん前から叫ばれていますが、
体力低下は理由が明確で、ゲームの普及、オンラインゲームの普及、
コロナの影響などで外に出ない子が増えている、
または体育の授業も機会として減少、競争意識の現象など低下につながる納得要因があります。

しかし学力は、コロナの影響は少なからずあるのはわかるのですが、
それ以外はなにが要因なのか?目に見えないものがありそうですよね。

今回の記事では、学力低下はいつからで現状はどうなのか?学力低下の要因、解決策などを紹介していきます。

日本の学力低下はいつから?学力低下の現状はどうなっている?

日本の学力低下はいつから?学力低下の現状はどうなっている?

実は学力低下に関しては、根深いものがあり、思っている以上に昔から始まっているんです。

1997年の大学入学者から本格的に学力低下が始まったとされているのです。
それは、いわゆる、ゆとり世代。
教育の情報化や隔週土曜日の休日化の確立があった世代です。

土曜休みになったのは確かに教育の機会現象には直接的な影響があります。
ここから少しづつ学力低下は始まっていたのです。

現在は、コロナという未曽有の事態で、学校側も対応が大変ですよね。
オンライン授業になったり、休校になったりして、事実上学習の機会が減少しているのも確かです。
ちなみに学力の低下の中でも読解力などの低下が顕著に減少しているとのこと。

学力の低下は今後も続くのでしょうか・・・。

学力低下の原因はスマホ?オンライン授業?

学力低下の原因はスマホ?オンライン授業?

学力の低下に関しては、前述にもあるように、ゆとり世代の影響が大きくあると言うことです。

その中で大きいのは、学習の機会の減少は顕著な理由でしょう。

その他に理由はあるのでしょうか?
素人目線でいうと、
なんとなくスマホを持つ低年齢化やオンラインの授業への変換によるものがあるのではないかとも考えます。

しかし、実際は、スマホの普及やオンライン授業は学力低下の大きな影響にはなっていません。

言い方が違いますが、
学校以外での学習する機会の減少や、家庭学習の習慣の減少などが主に大きな理由なのです。

昔と比べるのも一概に難しいところはあるのですが、
実際に塾に通う人も割合として減っているのもありますし、
家で予習、復習という自主勉強の習慣もない子供が多いという実績があるようです。

さらに宿題自体もかなり減少していて、
そこに自主勉強と言うものを設けている学校も多いのですが、
自主勉強と言われると幅が広すぎて、子供のレベルの向上につながらず、
できることをやるだけに過ぎない状態になっているんです。

ある意味自主性を育むと言う考え方でもできますが、
子供任せになり、学習ではなく、やりこなすだけの時間になっているとのこと。

これではできないことができるようにならないし、
学力の向上は厳しいということがわかります。

日本の学力低下の解決策は?!

日本の学力低下の解決策は?!

学力低下の解決策は、非常に困難を極める道ですが、
取り組まずにはいられない状態にはなっています。

解決策はどこから取り掛かるべきなのでしょうか。

・学校の授業時間の確保
・家庭と学校の連携強化
・家庭学習の癖付け
・学習機会の増幅

という単純なことなのですが、かなり長期間要する課題になっています。
学習機会の増幅に関しては、収入格差などの課題にも繋がってきたりしますからね。

ただ、学校と家庭の連携を密にして、
家庭学習の癖付けを親もしっかり関わってしていくことはできることで大事なことですよね。

しかし現状はコロナの状況もまだ先の見通しが立っていません。
ここでちょっと足踏みした分が積み重なって
更なる学力低下につながってしまうことは避けたいですね。

これからの世の中に見合った学習内容、学習量、
もういちど見直して、そもそも学力という定義から考え直すことも必要なのかもしれませんね。

まとめ

学習能力の低下は、ゆとり世代と呼ばれた時代から始まっています。
それは子供が悪いわけではなく、土曜の休みが当たり前になり単純に学習の時間が減少したり、
機会が減少したりという事実もあります。

併せて共働きの家庭も多くなっているので、
家庭学習に親が関わることも激減、さらに親と学校の連携も希薄になっているというような、
勉強だけでない要因が学力低下に繋がっているのも否めない事実です。

そのうえでコロナなどの現状によりますます学力低下が見通されてしまうような今、
学力向上のためには学校、家庭の連携は必須と言えるでしょう。

そしてこれからの子供たちにどのような学習が必要なのかも根本的に考える必要がありそうですね。

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