子供の絵本読み聞かせはいつからしてる?読み聞かせをするのにベストタイミングとは!?

子供への絵本の読み聞かせって意味あるの?育児

小さいうちから子供に絵本を読み聞かせするのは、脳の発達に良い。
なんてよく聞きますよね。

でも実際やってみようとすると困ることもあります。
折角読んだのに子供は全然聞いているように見えない。
全然笑わないし楽しそうに見えない。
こんなふうに感じてしまい、
絵本の読み聞かせをしなくなってしまうケースもあります。

実は私もそのうちの一人です。

また、いつ頃から絵本の読み聞かせをすればいいのか分からない、
どんなふうに読めばいいのか戸惑う。
といったように困ることもありました。
そしてふと、本当に読み聞かせって意味あるのかなと感じていました。

ではどんなふうに読み聞かせをしていくのが正解なのか?
今回はそんなところにスポットを当てていこうと思います。

子供の成長発達と読み聞かせ

赤ちゃんの成長発達

産まれたての赤ちゃんだからといって能力が不足しているというわけではありません。
むしろお母さんのお腹の中にいる時点から聴力は備わっていると言われています。

実際、生後1周間の間で聴力検査も行われていることからも、
新生児にもきちんと聞く能力が備わっているということが分かります。

しかし、その音や声を正確に捉えているというわけではなく、
最初のうちは音としてただ反応しているだけと言われています。

また、視覚に関しては、新生児の視力は0.02ほどあります。
0.02ということはかなりぼんやりとですが周りが見えているレベルになります。

ではその聴覚と視覚はいつ頃になるとはっきりしてくるのか。
それは、個人差はありますが、
概ね4ヶ月を過ぎると視覚や聴覚は急激に成長し
物体を立体的に捉えることが出来るようになります。

思った以上に赤ちゃんの聴覚、視覚の成長は早いんですね。

 

子供への読み聞かせはいつから読み聞かせる?

いつから読み聞かせる?

前述したように赤ちゃんの聴覚は産まれた時点で既に備わっています。
また、はっきり聞き取れるようになるのは4ヶ月頃とされています。

実際に様々なサイトを見てみるとおよそ半数近くの親が、
子供が生後3~5ヶ月になるタイミングで
絵本の読み聞かせをすることが分かっています。

ならば4ヶ月からスタートするのがベストでは?と思いますよね。

しかし実は読み聞かせを行うのはいつでもいいんです!
読み聞かせの内容を理解出来ていなくても
その声を聞くことで赤ちゃんによって安心感や刺激に繋がります。

そのため読み聞かせに限らず、
産まれてすぐから積極的に赤ちゃんに声をかけるのも同様の効果が得られます。

ということは読み聞かせはいつからでもいいのかなと思いますよね。その通りです。
中には読み聞かせは早い方がいいと考えている人もいると思います。
しかし子育てで3時間おきにミルクをあげたりオムツを換えたり体力ギリギリの中で
絵本の読み聞かせをするのって大変ですよね。

「やらなきゃいけない」と思うと読み聞かせが面倒に感じてしまいます。
「ちょっと余裕あるから読もうかな?」くらいの気持ちで十分です。
お家の人が楽しいと思えることが大事です。

赤ちゃんは大人の様子をよく見ています。
大人が楽しくしていれば、赤ちゃんにとってもそれは楽しいものとなります。
問題はどういうスタンスで望むかということですね。

ぜひお家の人の都合が良いタイミングで気軽に読み聞かせをしてみて下さい。

子供への読み聞かせはどの時間帯が一番?

子供への読み聞かせはどの時間帯が一番?

次に読み聞かせを行う時間帯についてです。
絵本の読み聞かせというと、
私は幼少期よく母に寝る前に布団の中で読んでもらった思い出があります。

しかし私は現在、生後11ヶ月の子供がいますが、
絵本の読み聞かせは日中や夕方に行っています。

実は絵本を読むタイミングは寝る前がいいのですが、
それはイコール夜中というわけではないのです。
日中のお昼寝のタイミングで聞かせてあげるのでもOKなんです。

むしろ育児に勤しむ親御さんなら、
日中の方が時間に余裕を持てるという人も多いのではと思います。
日中なら夜間と違い「もう夜中だから寝てくれー」と焦る心配もありません。

ではなぜ眠る前が読み聞かせにいいといわれているのでしょう。

それは眠っている間に脳が置きている時に起こったことを
知識として定着させているからなんです。
眠っている時間は情報を処理している時間なんですね。

子供への読み聞かせのやり方

子供への読み聞かせのやり方

次は読み聞かせの方法についてお話します。
折角読み聞かせるなら何かポイントがあるなら知りたいですよね。

赤ちゃんは視力が最初のうちはかなりぼんやりとしています。
なので絵本を読み聞かせする時は
目の正面から20~30cmの距離で見せてあげて下さい。
これが赤ちゃんにとって見えやすい距離となります。

また、声に出すときはゆっくりと、
読み終わった後もすぐに次のページには行かず3秒程度待って下さい。
そうすることで赤ちゃんは言葉と絵の両方をじっくりと楽しむことが出来ます。

もし、赤ちゃんが次のページをめくりたがっている場合には
赤ちゃんのペースでページをめくって大丈夫です。

基本的には赤ちゃんのペースに合わせて読む。
ということを心がけてもらえればOKです。

オススメの絵本

ではどんな絵本が赤ちゃんは好きなのか。
赤ちゃんは見えるようになってくると顔を探します。
そのため左右対称の顔やコントラストのはっきりした模様などが入った絵本がオススメです。

また、擬音語も赤ちゃんは大好きです。
短い文でいろんな音を聞けると赤ちゃんも喜びます。

個人的にポイントとしてるのは、
絵本が丈夫なこととサイズが小さめであることです。

うちの子は成長とともに自分でページをめくるようになりました。
まだまだ大人の手助けは必要ですが、
ページをめくるという動作が楽しいみたいです。

しかし好奇心で引っぱってしまい絵本が破れたとなると悲しいですよね。
そんなことが無いように丈夫な厚紙の絵本を選ぶようにしています。

また、絵本のサイズが小さめなのも子供がページをめくりやすいことに配慮してです。

赤ちゃんの個性によっては読んでもらうのが好きなこや
絵が大きい方が好きな子もいると思うので、
是非色々な絵本を試してみて下さい

 

最後に

赤ちゃんは多くのものを見聞きして、
すごい勢いで成長します。絵本がその成長の手助けになってくれます。

また、本は大人になっても触れる機会の多いものです。
また、学校にあがれば教科書や読書感想文など本に触れることが多いです。
小さいうちから絵本で慣れて置くと文字を読むことを抵抗なく感じてくれます。

そういった意味でも絵本を定期的に読むことはオススメです。

また、赤ちゃんとのコミュニケーションの一つとして
楽しんでもらえたらいいと思います。

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